VIDEO CLIP COMPETITON 2017
第2回聖書動画コンテスト・アワードが2018年1月8日(月・祝)、アバコクリエイティブスタジオ301stにて行われました。「第2回聖書動画コンテスト2017」は聖書の言葉、内容に着想を得て作られた、オリジナルの聖書動画作品を2017年3月から9月まで募集し、合計55本の作品が寄せられました。10月中に社内選考と外部からの3名を加えた審査員4名で一般部門7作品、クリエイティブ動画部門10作品、合計17のノミネート作品及び、審査員審査によって入選作を選出いたしました。審査員長は渡部信総主事、審査員は東裕之氏(太平洋放送協会宣教協力部広報)、黒部美穂氏(聖光学院中学校高等学校聖書研究会講師)、江原有輝子氏(日本キリスト教団 阿佐ヶ谷教会伝道師)で作品ごとに①聖書を正しくPRしている。②アイデア、構成、技術が優秀。③共感を呼ぶ、感動させる、面白い、インパクトがある。これらの基準で審査しました。今回は残念ながらクリエイティブ部門最優秀賞、及び一般部門最優秀賞に該当する作品がありませんでした。「第2回聖書動画コンテスト・アワード」では、ノミネートされた17作品の上映と表彰が行われました。
授賞式の様子
動画レポート
第2回 聖書動画コンテスト2017 結果発表
クリエイティブ動画部門
優秀賞
エレミヤ書29章11節
柳 義賢(ユ イヒョン)
関連聖書箇所:エレミヤ29:11
作品に込めた思い:自分は何で生きているのか、生きる意味に悩み、生きていくことが苦しみの連続だと考える人がいるかもしれません。聖書の箇所を通して私たちに将来と希望を与えようとする神様の心を知ってほしくてこの動画を作りました。あなたは、美しく愛おしいです!
優秀賞
キッズ·デボーション「どうして悪いことが起きるの?」
堀江 正
関連聖書箇所:ヨブ記
作品に込めた思い:日本語による子供伝道向けのデボーションアニメの制作を目指しております。今回は英語にてシリーズで制作しているうちから1作品を日本語にローカライズして応募しました。 将来を担う日本の子供達に、簡易アニメなどを利用して神の言葉である聖書について正しく理解させることはこれからの日本の伝道の基礎になると信じております。
優秀賞
「私は」ー神のみことばに生きるー
ことのほ
関連聖書箇所:Ⅰテサロニケ5:16-18
作品に込めた思い:~世の中には、色々なことばがある。文字のことば、音のことば、生きることば。ことばは、人がこの世界からいなくなっても残るもの。ことばは生きる証。自分がこの世界からいなくなったとき、どんなことばが、どんな生きる証が残るだろうか。私のことばから、神のことばへ。私の生きる証から、神と生きる証へ。~
アイディア作品賞
人生を計算してみた
下諏訪キリスト教会
関連聖書箇所:Ⅰヨハネ2:17
作品に込めた思い:物質主義に走ったり、ミニマリストみたいに物を減らしてみたり、もしくは考えすぎないようにしてみたりと、人間は色々な方法で人生を考えています。でも、そこに神の存在がない限り、空しいだけなんだ、というメッセージをこめました。
スマイル作品賞
福音ソング「小さくても」
川原 清美
関連聖書箇所:ローマ12:6、Ⅰコリント3:6
作品に込めた思い:み言葉をふんだんに盛り込んだ福音ソングです。幅広く用いられたいという思いから応募いたしました。
特別審査賞
朝の掃除人
聖隷クリストファー高校放送部
関連聖書箇所:マタイ6:3-4
作品に込めた思い:私たちの学校には、毎朝、掃除をしてくれる人たちがいます。自主的に始められたその取り組みは、休むことなく続けられています。多くの生徒が登校する前にひっそりと行われているその善行に、私たちも応えたい。そのような思いからこの作品を制作しました。
奨励賞
イサクをささげる
日本キリスト改革派教会 東関東中会 ジュニアキャンプ
関連聖書箇所:創世記22:1-19
作品に込めた思い:教会のキャンプで学んだイサク物語を子どもたちが映像化しました。物語をより深く理解するための取り組みとして行いました。 特にアブラハムの信仰に目を留めた作品です。
奨励賞
神の武具を身に着けなさい
Haction!!! Project
関連聖書箇所:エフェソ6:10-17
作品に込めた思い:「神の武具を身に着けなさい」という聖書の言葉を現代に適用し、ユーモアとファンタジーを加えて表現しました。俳優の力強い表情にぜひご注目ください。
奨励賞
「私」色ーMY COLORー
関西学院高等部宗教部
関連聖書箇所:使徒16:9-10
作品に込めた思い:家族、友人、教師…。日々の生活の中で出会う人は数知れない。私たちは彼らと色んなことを経験し、彼らから色んなことを学ぶ。人から与えられたものが積み重なって新たな自分が作られる。もし、人との交わりの中で得たものが、色や形で見えるようになったらどうだろう。であいが人を変える、その様子を目にすることができたら。そんな「もし」を表現した1日をまとめた3分間、どうぞお楽しみください。
関連聖書箇所:イザヤ1:18
作品に込めた思い:人の歩みは、日々、罪にまみれていく。その歩みは重荷も多くなり、汚れていく。しかし、主は、真っ白に聖めてくださる。感謝!!
一般動画部門
優秀賞
狭い門から入りなさい
Haction!!! Project
関連聖書箇所:マタイ7:13-14
作品に込めた思い:「狭い門から入りなさい」ってどういう意味だろう…? 聖書を読む中で抱いた疑問を胸に、探求の旅に出た男の物語です。
関連聖書箇所:マタイ5:39
作品に込めた思い:ただ、頬っぺたを叩かれたら、その逆の頬っぺたもた叩かれろと言われても、「はい。分かりました。」とはなりません。だから、ギャグ要素を入れて少しでもこの御言葉を受け入れやすくしたいと思いました。
佳作
「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」
青山みどり会 野崎 芽映
関連聖書箇所:ローマ12:15
作品に込めた思い:「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」私が一番好きな聖書箇所であり、常にこのことを考えて行動するようにしています。人はひとりでは生きていけません。誰かに支えられて生きています。しかし支えられているだけでは信頼関係は生まれません。共に喜び、共に泣き、気持ちを分け合うことが大切だと思います。改めてこの大切さに気づき、感謝できるように今回作品にしました。
関連聖書箇所:マタイ4:1-11
作品に込めた思い:私の通っている学校は、キリスト教主義の学校です。毎日の礼拝はもちろんのこと、授業でも聖書を学んでいます。今回、授業の一貫でこの作品を作る機会を与えていただきました。 私たちの世の中は誘惑だらけです。主に仕える真っ直ぐな心を持ち続け、主を崇めることで様々な誘惑から打ち勝つことができるのだということを、この聖句は私たちに教えて下さっていると思います。 これからも毎日も礼拝を大切に、神様と共に歩んで行きたいです。
関連聖書箇所:詩編 96:1
作品に込めた思い:主を讃美することは、讃美歌を歌うことだけではないと思います。自分にできる方法で、心の底から讃美することが、何よりも大事だと思います。私は、小学生の頃から、能楽の謡(うたい)をしています。そして、最近では、江戸時代に消滅し、戦後に復活した、「キリシタン能」を謡っています。今回はその中から、「新作能 復活」を少しだけ謡いました。日本の文化を基にした讃美に、耳をかたむけてみてください。
奨励賞
助けの手
東洋英和女学院中高部 映像制作部
関連聖書箇所:コヘレト4:9
作品に込めた思い:この動画の関連聖書箇所があるコヘレトの言葉4章の後半は、「誰かと助け合うこと」は幸いだ、ということを私たちに教えてくれます。 その聖書箇所で書かれていることを、積み木と「手」を使って表現してみました。黒い布を背景にして、黒い長袖の服の上に軍手を付けています。 積み立てることに疲れ、諦めかけているところに、まさしく「救いの手」が現れ、助けてくれるという訳です。 独りの人に、主は「助け合える誰か」を与えてくれる。この動画を通じて、孤独で悩んでいる人を元気づけることが出来たらいいな、と願っています。
関連聖書箇所:マタイ4:1-11
作品に込めた思い:学校で聖書の時間に作りました。テーマは荒れ野の誘惑ですが、アニメーションを作るにあたっての私の中でのテーマもありました。それは音や文字を一切使わず、又色も一色に揃え、シンプルにするというものです。自分の思ったように描けず大変でしたがこの箇所を初めて読む人にも内容をわかっていただけるように頑張りました。