2023年7月
乾季の死海
「アラバの海すなわち塩の海へ流れて行く水は完全にせき止められた。」(ヨシュア記 3:16)
塩の海とも呼ばれる死海は世界で一番低く、海抜下422mに位置します。流出する水路はなく、蒸発するのみのために塩分濃度は35%で、海水の10倍。特に乾季には半年間1滴の雨も降らず、水位が下がり塩の結晶が現れます。空気も健康に良いので、保養地として人気です。
撮影:横山 匡
横山 匡 プロフィール
1937年高知県に生まれる。53年キリスト教に入信。84年に1年間イスラエルに滞在し写真撮影に専念。92年フリーカメラマンとして独立。「横山フォトライブラリー」開設。聖書の舞台を中心に世界各地で取材活動を展開中。
著書
「イスラエルに見る聖書の世界」旧約編、新約編。
「トルコ・ギリシア聖書の世界」使徒行伝編。
「イスラエル花景色」 以上(ミルトス)。
「目で見る聖書の時代」月本昭男氏と共著。(日本キリスト教団出版局)。
「アダムの青春と魚」「海はワイン色」「遥かなるパン」池田裕氏と共著。
「新聖書植物図鑑」廣部千恵子氏と共著。 以上(教文館)
写真集「ガリラヤの春」「波濤を越えて」「荒野の果てに」 以上(小堀グラフィックス)
他多数。