2022年7月
トロアスの港跡
小アジアのエーゲ海に面した港町。パウロは第3回伝道旅行の際、トロアスでマケドニア人が招く幻を見て、この港から船出してマケドニアに渡る。(使徒16・6~10)その帰り道にもトロアスに立ち寄り、1週間滞在する。そこを出発する前日、聖日の集まりでパウロの話が夜中まで続き、窓辺に腰かけていた若者が居眠りして3階から落ちて死んでしまった。パウロはそのエウティコという若者を生き返らせた。(使徒20・7~12)
撮影:横山 匡
横山 匡 プロフィール
1937年高知県に生まれる。53年キリスト教に入信。84年に1年間イスラエルに滞在し写真撮影に専念。92年フリーカメラマンとして独立。「横山フォトライブラリー」開設。聖書の舞台を中心に世界各地で取材活動を展開中。
著書
「イスラエルに見る聖書の世界」旧約編、新約編。
「トルコ・ギリシア聖書の世界」使徒行伝編。
「イスラエル花景色」 以上(ミルトス)。
「目で見る聖書の時代」月本昭男氏と共著。(日本キリスト教団出版局)。
「アダムの青春と魚」「海はワイン色」「遥かなるパン」池田裕氏と共著。
「新聖書植物図鑑」廣部千恵子氏と共著。 以上(教文館)
写真集「ガリラヤの春」「波濤を越えて」「荒野の果てに」 以上(小堀グラフィックス)
他多数。