2019年9月
野のゆりー聖地ハマユウ
「わたしはシャロンのばら、野のゆり。」(雅2:1)シャロン平原の海岸地帯に咲く聖地ハマユウは、「シャロンのばら」の候補といっても良い。シャロンの春の花としては、アネモネやシクラメン、チューリップなどだが、聖地ハマユウは草木が枯れる乾季の9月頃に、自身の葉が枯れたあとに純白の花を咲かせるので、ひときわ美しく心惹かれる花。
撮影:横山 匡
横山 匡 プロフィール
1937年高知県に生まれる。53年キリスト教に入信。84年に1年間イスラエルに滞在し写真撮影に専念。92年フリーカメラマンとして独立。「横山フォトライブラリー」開設。聖書の舞台を中心に世界各地で取材活動を展開中。
著書
「イスラエルに見る聖書の世界」旧約編、新約編。
「トルコ・ギリシア聖書の世界」使徒行伝編。
「イスラエル花景色」 以上(ミルトス)。
「目で見る聖書の時代」月本昭男氏と共著。(日本キリスト教団出版局)。
「アダムの青春と魚」「海はワイン色」「遥かなるパン」池田裕氏と共著。
「新聖書植物図鑑」廣部千恵子氏と共著。 以上(教文館)
写真集「ガリラヤの春」「波濤を越えて」「荒野の果てに」 以上(小堀グラフィックス)
他多数。