聖書協会世界連盟(UBS)グローバル・カウンシル新事務局長が決定しました

聖書協会世界連盟(UBS)グローバル・カウンシル新事務局長が決定しました。和訳は下記のとおりです。


聖書協会世界連盟(UBS)グローバル・カウンシルは、新しい事務局長にDirk Geversが就任することを発表します。ディルクは南アフリカ聖書協会のCEOとしての現在の職務を辞し、UBSでこの世界的なリーダーの役割を担うことになります。

UBSグローバル・カウンシルのエレイン・ダンカン議長は、国際的、異宗教間、異文化間のミニストリーにおいて、ディルク氏がこのリーダーシップの役割にもたらす経験の幅と資質に大きな信頼を感じている、と述べました。

「ディルクは賢く、尊敬される、経験豊かなリーダーです。彼は聖書の働きと、人々が神とつながり、聖書を通して人生が変わっていくのを見ることに情熱を持っています。彼の穏やかな物腰からは、神と人々への愛が一貫して伝わってきます。私たちグローバル・カウンシルは、彼がグローバルフェローシップとして次のシーズンに向けて私たちを導いていくのに適した人物であると信じています。」

ディルクは南アフリカの教会指導者であり、また南アフリカ聖書協会のCEO務めた経歴を持つため、幅広い教派の人々との協働経験があります。神学的な訓練を受け、鋭い洞察力を持ち、宣教に明確な焦点を合わせています。これまでの職務で文化的多様性を経験し、異なる視点に耳を傾け、理解することができます。

「ディルクは長年の信仰を通して、聖書伝道への献身と、UBS内だけでなく、他の機関やパートナー、そしてもちろん教会との謙虚で協力的なパートナーシップの姿勢を示してきたリーダーです。変化する世界における宣教の機会に身を投じるとき、彼の知恵とリーダーシップが、神がなさることに注意を払い、新しい機会に開かれるよう助けてくれると信じています。」

ディルクは、グローバル・カウンシルと南アフリカ聖書協会との間で、職務移行のための適切な時間枠が確立されるように、退任するマイケル・ペロー事務局長と緊密に連携していくことになります。マイケル・ペローは、Covid-19の大流行時にブローバル・カウンシルの要請で任期を延長するなど、並々ならぬ忠誠心で奉仕してきました。彼は、10年以上にわたるリーダーシップの間に、UBSフェローシップの大きな発展という遺産を残しました。

「この任命は、UBSフェローシップの現在進行中のストーリーにおいて、興味深く、エキサイティングで、チャレンジングな時期に行われます」とディルクは言います。「聖書の翻訳、出版、流通という私たちの主な任務を今後も遂行するための枠組みについて、聖書を受け取る人々との関わりを大切にしながら、共に祈り、見極め、話し合っています。

世界的なフェローシップの中で、地域伝道と成果を確保するだけでなく、成長させるためにはどうすればよいのでしょうか。戦略的で有意義なパートナーシップの中で、どのように私たちの独自性が持つ可能性を活用するのでしょうか。北と南、東と西の強みを生かし、不均衡な世界の中で平等と包容力をもって活動するにはどうしたらよいでしょうか。さらに喫緊の課題として、COVID-19による分断から抜け出すために、過去2年間に得た成果を維持しつつ、どのような助け合いができるでしょうか。私は、このような疑問を、世界中のコミュニティとともに探求できることに興奮しています。

南アフリカ聖書協会を去ることは悲しいですが、聖書協会の働きを理解する上で建設的な役割を担ってくれたことに感謝しています。マイケル・ペローのような誠実な信仰、使命、能力、そして経歴を持つ人物の後に続くことは栄誉なことです。UBSフェローシップに奉仕し支援するために彼が築いた、有能で献身的なチームと一緒に働くことを楽しみにしています。

私は、UBSが私に示してくれた信頼に感謝しています。人は神の口から出る一つ一つの言葉によって生きるというみ言葉、また、主の言葉は送られた目的を達成するというイザヤの言葉が、私を突き動かします。『武力によらず、権力によらず、わが霊による――万軍の主は言われる。』」

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