2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻し、ウクライナの人々は戦火に蹂躙されています。
ウクライナ聖書協会は、2月28日付で聖書協会世界連盟に下記のレポートを送っています。
すべてのウクライナ聖書協会スタッフは、頑丈なオフィスや倉庫に避難しています。昨夜は爆撃は少なかったものの、ウクライナ軍/医療従事者/救助隊を装い、人質を捕らえたり破壊行為を行おうとする人々もいるので、ウクライナ軍は多くの都市で民間人に外出禁止令を出しました。多くの人々は、特にキーウとハルキウでは頻繁に空襲警報があるために、シェルターの中で一日中過ごしており、彼らはしばしば食料、水、医薬品を欠いています。国の東部/南部/北部地域からウクライナ西部に向かって移動する人が多いので、地元の教会は避難所や食料や衣服を提供することで積極的に支援を行っており、聖書協会の西部支部は聖書を提供するために積極的に活動しています。しかし、聖書の在庫は急速に減少しています。
キーウ事務所に滞在する副総主事は、夜間も自由に街を移動するために軍から特別な許可を取りました。小さなチームと教会のボランティアや牧師と一緒に、彼らは困っている人々を支援しようとしています。シェルターにいる人々に食べ物、衣服、薬や聖書を持っていきます。家族の避難を助けたり、物資を集めて送ったりもしています。私たちは聖書読むためのデジタルデバイスを持っていたので、それらも非常に役に立ちました。
近隣諸国に避難を求めるウクライナ人の数が増え、地元の教会/キリスト教団体が積極的に対応しているので、私たちはすでにこれらの国々の聖書協会との協力を始め、聖書を供給する最善の方法を見出そうとしています。私たちの西部支部は、国境の牧師たちと協力して聖書をそこに送り、国境を越えて出荷してもらっています。国境は避難する人々であふれ、状況が複雑になってきたので、現在は聖書を供給する別の方法(デジタルを含む)を考えています。
引き続き、ウクライナの平和のためにお祈りください。
日本からの祈りと連帯の徴として、3月4日より「ウクライナ聖書支援募金」の受付を開始しました。お寄せいただくご献金はすべて、ウクライナ聖書協会とウクライナを支援する周辺地域の聖書協会の活動のために使われます。
ウクライナ聖書協会の活動は順次、日本聖書協会のX、Facebookでご紹介していきます。
皆様のお祈りとご支援をお願いいたします。
ご献金の方法
郵便振替:
00160-2-18410 口座名:(一財)日本聖書協会 / ゆうちょ銀行〇一九支店(当座)0018410
(通信欄に「ウクライナ支援」と明記してください)
銀行振込:
三井住友銀行 京橋支店(普通)6552744 口座名:(一財)日本聖書協会
(送金者のお名前の前に「ウクライナ」と付けてください)
コンビニ振込:
専用払込用紙をお送りします。下の「コンビニ振込で献金する」からお申し込みください。
クレジットカード:
下の「クレジットカードで献金する」からお申し込みください。
献金のお願い
ひとりでも多くの方に神のみ言葉を。日本聖書協会の活動をお支えください。
海外聖書製作支援献金
海外の支援は「聖書協会世界連盟(United Bible Societies)」を通じて行っています。
手話訳聖書製作支援献金
翻訳と動画制作の費用はすべて皆様からの寄付で賄われていますので、完成した日本手話による動画は専用のアプリ、YouTubeで誰でも見ることができます。
国内視聴覚事業献金
講習会の開催やメディアの研究・製作には多額の費用が掛かりますが、多くの方に利用していただくため、利用者の負担を少なくする努力を続けています。
この活動をこれからも継続していくため、皆様のご支援をお願いいたします。
国内災害献金
日本聖書協会では、被災された教会とその教会員の方々、教会関連施設への支援のため、「国内災害献金」の受付をしております。
神戸バイブル・ハウス支援献金
クリスチャンセンター「神戸バイブル・ハウス」は阪神淡路大震災を経て2003年、神戸聖書展の成功を機に再建され20年を迎えました。
ライフ・メモリアル献金
「ライフ・メモリアル献金」は皆様が歩まれた日々の証しを、聖書として次代へ贈るための献金です。人生の、信仰生活の節目に、記念の献金を捧げましょう。
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